面接。
2020年1月27日 月曜日
久しぶりに新入社員の面接をさせていただいた。
基本的に履歴書などは読まない。だから事前に履歴書は不要と答える。必要な情報は入社が決定すればもちろん提出いただく。
スーツである必要もない。中途採用であればある程度のスキルは聞くが20代ではまず聞かない。
ましてやウエディングプランナーという仕事は、大したスキルは必要ない。
それが証拠に国家資格などもない。文科省認定レベルの資格もない。スキルだけなら3ヶ月もあれば高校生でも覚えられる。
ブライダルのコンサルティング会社も然り。
とにかく求められるのは人格である。仕事のレベルが低いのではなく正解がないから評価基準を一律にできないので資格が成り立たないだけである。
唯一、質問するとすれば。
「あなたはどんな人ですか?」だけ。
一瞬、はぁっ?という顔をされる。こちらは大まじめで、どちらかといえばそれが全てである。
正直申し上げて、それ以外の質問などあまり意味はない。こちらは経営者である。
人を見るのが仕事のすべてといっても過言ではない。
表情、目線、雰囲気、言葉えらび、反応、しぐさ、立ち居振る舞い。
採用かどうか見極めるのに10分もかからない。
ただそれでは相手に失礼かなとも思うので多少の世間話や大した答えが返ってこないと分かっていても上記のような質問をする。
重視するのは、伸びしろの有無と、その方向を見極めることに注力する。
あとはその人の輝き度合いを見る。
本当に、人生を大切に考えている人は輝いている。
熱を帯びている。表情やしぐさに残像が残る。
最近、3つの真実を学んだ。
人は必ず死ぬ。
そしてその時は自分では分からない。
そして人生は一度しかない。
だとすれば、人は一生懸命生きようとするはずだ。
それを1ミリでも理解できる人格を持っている人を採用する。