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リーダーについて。

2018年5月31日 木曜日

いよいよ梅雨がやってきそうな気配がする。

施行シーズンも落ち着き新規来館などが若干減少する時期ではあるが、夏場の集客時期に向けてしっかり準備ができる時期でもある。

私たちのようなブライダルの売上増進・集客を仕事のミッションとする会社にとっても正念場だ。

世のニュースでは学生アメフト部のとんでもないリーダーの話題でもちきりだ。

たかがと言っては失礼だが学生のクラブ活動の話でここまで大騒ぎするのも平和な証拠だとつくづく思う。

しかしこのニュースで「リーダーとは」ということをあらためて考えさせられた。

私自身も学生時代は体育会系部の出身である。当時も部員にとって監督・コーチは絶対の存在だ。

監督・先輩に逆らうことなどは絶対にありえない。周りからみれば理不尽なことも多々あった。

問題は受ける側の行動が本当に納得・理解していたうえでの行動だったかどうかである。

納得さえしていれば大した問題ではない。納得・理解していないのに行動に移し、結果騒ぎが大きくなったら

自分も被害者だと言わんばかりに同情を集めるのもどうかと思う。

結婚式業界にも、一般の会社とは違ったリーダーの肩書はたくさんある。

「チーフプランナー」「マネージャー」「なんとかリーダー」など・・・。

勘違いしてはいけないが彼らが「雇用主」ではない。単に職責がある立場に過ぎない。

最前線の現場のスタッフの給料を彼らが払っているわけでもない。親御様が大切に育てられたスタッフを

預かる会社から教育・指導を命じられている立場である。それを勘違いするからパワハラなどという言葉

が横行する。

しばらくのこの時期は多少業務も落ち着く時期になる。夏場の商戦時期や秋のシーズンに向けて、リーダーと呼ばれる方々も今一度仕事のスタンスを考えてはどうか。

人間関係には「愛」がなくては成り立たない。

 

「PDCAサイクル」「SWOT分析」

2018年5月6日 日曜日

ビジネスの場にいると必ず一度は耳にする言葉である。

ブライダルの業界でもこの類の研修やセミナーは数多く開催されている。

簡単に言えば「PDCAサイクル」を意識するということは「学習する」ことを意味する。

「SWOT分析」は自身を基準とした内部環境と外部環境を分析することである。

わざわざ高いセミナー費用を払って学ぶほどのことでもなく小学生の高学年にもなればどちらも

自然に身に付く(付けられる)ものに過ぎない。

本来、社会人であれば当たり前のことが習慣として身に付いていないから逆にこういった研修などを

受けると自分が成長したような勘違いが起きる。本質を理解しなければ意味がない。

何を言いたいかというと、この業界はうわべだけの形式的な業務が多すぎる。ブライダルフェアひとつ

とっても、そこまで卑屈になって値引きとオマケをしないといけないのか?と感じる。意味不明な敬語と

執拗なまでのお迎えやお見送り・・。ある会場などは姿が見えなくなるまでお見送りに立っているらしい。

挙句の果てに到底社会人とは思えないレベルの手書きのお礼状。

一度見学にきただけで何度もかける営業電話。恐らくすべてのそれらの行為の根底にあるのは「手書きの方が

心がこもっているように見える」「一生に一度の結婚式だから・・」などという建前の理由に過ぎない。

私自身も自宅に日々何通もDMが届く。100%開封することは無い。またどこで調べたのか様々な営業電話

もかかってくる。迷惑以外何物でもない。正直、そういった人の迷惑になることで収入を得ている人間を軽蔑

する。必要であればこちらから問い合わせるし、欲しいものは別に値引きが無くても買う。

誤解の無いようにしていただきたいが、そういった行為が悪いとは思わない。ただ考えてほしいのは彼ら

(新郎新婦)は何百万円という金額をたかが数時間のために価値を見出し現金で払える生活レベルの人間で

ある。一生に何度とかいう問題ではない。うわべだけの繕ったホスピタリティが通じるわけがない。

そういったレベルの人たちがどういった部分に価値を感じるのかをリーダーはきちんと教えるべきである。

いかに無駄な作業に勤務時間を割いているか・・・。その時間をスタッフの教養や文化レベル、本来のサービ

ス精神などの教育に費やせば先に述べた様々な営業活動も内容の伴ったものになると思うが・・・。

心を込めずに「心をこめて」といったところで相手には伝わらない。

 

ウエディングプランナー募集!(神戸エリア)

2018年3月26日 月曜日

㈱LLBでは業務拡大に伴いウエディングプランナー及びマネージャー候補を募集しております。

〇新規接客(情報誌やWebサイト、ご紹介などを通じて、お問合せ・ご来館頂いたお客さまに、営業担当としてご要望を伺い、理想とされるウェディングをご提案します。)
〇打ち合わせ~当日立ち合い(挙式を行なわれることが決まったお客さまに、披露宴の進行・演出などの
具体的なプランの詳細をご提案しすべてのゲストにご満足いただけるパーティをつくります)

応募条件:ウエディングプランナー経験者

給与:経験により優遇(面接・研修期間あり)

その他:各種社会保険完備 勤務地:神戸北野エリアでのホテルウエディング

「Partner」(パートナー)

2018年3月16日 金曜日

インターネット通販大手の日本法人に独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会から立ち入り検査が入った。

顛末を簡単にまとめれば仕入れた商品を販売するにあたり値引きを余儀なくされた際にその額の一部を仕入れ業者に補填させた疑いである。その部分だけを見れば一概に法令違反というわけでもないが、問題は仕入れ業者に無断で値引きをし、補填を要求する際に取引停止を示唆した点にある。この「示唆」というのが非常にやっかいな問題で受け取り方次第でどうにでも解釈できる。

このニュースを見てふと自分が仕事をしているブライダル業界を振り返ってみた。結論から言えばこの企業を批判できる立場にはない。

我々の業界も他業界と同様に自分たちだけでは結婚式のプロデュースは成り立たない。数多くの下請け業者によって新郎新婦のお手伝いができている。この下請け業者のことを数年前から「パートナー」と呼ぶ風潮にある。中には「パートナー様」という意味不明な日本語を使う会場も多い。

「Partner」(相棒・共同で仕事をする相手・配偶者またはそれに準ずる相手」・・・。なるほど。ある意味間違ってはいない。しかし妙な「違和感」を感じるのは弊社だけであろうか。違和感を感じる理由を自分なりに検証してみた。この言葉の意味としてはその通りなのであるが、感覚的に「対等な立場関係」を前提とする。

果たして結婚式販売業者とその下請け業者は対等か。どの観点からみても発注する側とされる側では対等なわけがない。

弊社LLBは、自社で結婚式場の運営と共に、ウエディング装花などを会場側から請け負う花の業者という両面の立場をもつ。その立場でよく聞かされる言葉が「協賛」「協力」である。

結婚式場と下請けの契約を結ぶ際には本来の価格から手数料と称するバックマージンを要求される。これは花に限らず衣装や美容、写真、引出物などあらゆる業者に適用される。またその歩率も数パーセントから50%くらいにまで及ぶ。ちなみに花の場合は50%~30%くらいを会場側にマージンとして支払う。これらが欧米に比べて日本の結婚式を異常に高くしている遠因でもあるのだが、その問題は別の機会に提起するとして会場側も営業経費を多分にかけて集客しているのだからシステムとしては理解できる。

ただ、ブライダルフェアやクレームのあった場合はほぼ100%業者負担である。業者の立場から言えば仮にクレームで返金を余儀なくされた場合マージンの歩率が50%ならば責任も50%ずつなのが本来である。

ただ・・・業者としては取引をいつ停止されても何も言えない立場なので要求を飲まざるをえない。その関係がすでに先述の「示唆」になっている。少なくとも業者側は「対等なパートナー」などとは決して思わない。下請け業者で結構なので都合の良い時だけ協賛を求めるのはやめてほしいと常々思っている。

たいていの場合、前線で働く20代のプランナーが当たり前のように要求してくる。その親御様もまさか大切に育てた自分の娘が他人の弱みに付け込んで金品を要求して給料をもらっているとは夢にも思っていないだろう。同じ親としてそれを知ったときの悲しみが目に浮かぶと同時にそれを業務として指示している上司の神経を疑う。

弊社も数多くの取引先の尽力で仕事をさせていただいているが基本的に自社の収益のために他社に無償で協賛を要求することは一切ない。個人的な意見になるが払うものは払う方が、逆に品質や考え方に対して対等にモノを言える。厳しい言い方をすれば関係をきちんとしていれば取引先を変更する際にも自由競争において大きな問題は生じない。各社の営業努力次第である。

そろそろ3月も後半に入り、春を迎えようとしている。昨年の新卒社員も大きな成長を遂げささやかな感謝の気持ちを込めて微々たる額ではあるが昇給の目途もたった。

経営者として、社員を預かる立場として、目先の利益を確保するために彼らの親や家族が悲しむようなことは決してさせないように心に思う春節である。

 

春が来た?雨降って地固まる。

2018年2月28日 水曜日

この言葉はこの業界にいるとたまに耳にする。

披露宴が雨だった場合、スピーチなどで多用される。それ自体にどうこう言うつもりはないし別に何も感じない。

しかし、この時期は思うこともある。今、まさに窓の外では雨が降っている。別に天気予報士のように専門的な知識があるわけでもない。でもこの年齢になるとある程度分かる。この時期のこの雨には意味があるということを。

・・・まぎれもなくまた春が近づいてきている。あれほど寒かった冬、記録的な大雪だった時が過ぎ少しづつ春が近づいているような気がすることを知らせる雨。

日本人はなんとなく春に対して特別な感情がある。「新たなスタート」「芽生え」「花開く」というような。もちろんそれに伴い心機一転、頑張ろうという気持ちにもなる。

ところがそれ以外に日本人の春の雨を表す言葉としてはおよそ50以上の表現があるそうだ。

「虹雨」「甘雨」「育花雨」なんとなく期待を膨らませるイメージのものもあれば「黒雨」など

春の嵐をイメージさせるものまで。

はっきり言えることはこの雨を経た後には間違いなく春が訪れる。

この雨をつらく感じる人もいれば、希望を見出す人もいる。どんな人にも平等に訪れるこの春を迎えるまでのプロセスというのは感じ方次第だ。

自分もスタッフもこの雨と同様に、プロセスはどうあれ春を目指していることには変わりない。場合によっては今の雨が、スタッフとっては短所でもそれが長所にもなりうる。逆に言えば短所があればあるほど可能性があるということになる。

LLBでは軸足が正しい方向を向いてさえいれば、短所は長所として捉えその長所を最大限伸ばすことを一つの理念としている。問題はどの方向に伸ばすか。方向を間違えれば一瞬で短所になってします。

春はもうすぐだ。管理職の方々は部下に対して自分たちにとっての「春」とは何なのかを明確に示す責任がある。少なくとも日本人にとっては単なる季節の変わり目だけではないのだから。

「成約」とは?

2018年2月20日 火曜日

年明け早々に各施設は新規集客のために様々なフェアなどを開催し、新規カップルの動きも

ようやく落ち着いてきた感がある。3月決算の会場は期末までにいかに来期の積み上げを図るかが

重要になる中で3月になれば新規来館数も減るのでやはりこの2月が勝負というところなのか。

そういったこの業界では満足度の高い結婚式を提供するという使命と共に、まず結婚式を受注すると

いう営業的な要素が強い使命もある。その中でタイトルの「成約」という言葉は非常に重要で「成約」

イコール売り上げの確保となるのでセールス担当者はこの成約のために必死になり様々なアプローチ

方法も展開している。

この時期は来期に向けて様々な会場担当者とお話しする機会も多くあるがこの「成約」という言葉

をはき違えている営業担当者が増えつつある現状に危機感を覚える。

当然のことながら顧客との将来的な売買契約を結ぶことには違いないのでいわゆる契約書も契約に

伴う規約もあるし大半の式場が導入している申込金という預り金というシステムも理解できる。

比較的、営業色が強いとされるジャンルの式場担当者と話す機会があったが、驚いたことに成約後に

キャンセルとなる場合があるそうだ。もちろん申込書に記入し申込金を払った後に・・・である。

一般的に申込後のキャンセルは申込金の返金は無い。ちなみに申込金は若いカップルにとって

安い額ではない。なのでそういった会場にとっては「成約」になっても油断はできないそうだ。

なぜか。なぜ、特に強引な接客をしているわけでもなく満面の笑顔でお出迎えからお見送り、

さまざまな演出やノベルティ・見せかけとはいえ大幅な値引きをして申込金までカップルの意思で

支払われたにも関わらず成約後にキャンセルになるのか。弊社でお手伝いさせていただくケースでは

まず記憶にない。

(文脈から理解いただければ幸いであるがもちろん例外はある。)

理由は明確である。書類は書類。人は人である。心には心。誠意には誠意。

EQの教育がおろそかになるとそういうことになってしまう。

申込書にも署名し、細かな利用規約にも同意し、その証として金銭も支払ったうえで否定される

ということは相当大きな問題だということの自覚が必要なのではないか。

リスクヘッジ自体がリスクになっている典型的なパターンである。

 

 

部下を信じる。

2018年1月18日 木曜日

新年も明け、この時期は新郎新婦の式場探しの動きも活発になることからどこの会場でも

新規来館や問い合わせ数が増加する傾向にある。規模にもよるが1月下旬から2月上旬にかけ大型の

ビッグブライダルフェアを開催する会場も多くなる。

 

弊社では業務の一環として、クライアントからの新規接客を依頼される場合も多くあるが、これが

なかなか難しい。当然、結果を求められての仕事になるのである程度経験のあるスタッフで対応すれば

ある程度の結果を得られるかというとそうでもない。

 

どこの会場でも経験があるかと思うが、意外と新人スタッフが結果を出してくる場合が多々見受けられる。

 

何故か?

 

彼女たちは日々成長している。

それは管理職が想定している以上に、様々な事例を自分なりに見ることで知らないうちに

大きな成長を遂げている。

 

仕事柄すべてのスタッフのメールのやり取りを管理しているが、その成長に微笑ましい限りである。

 

子供の成長と同じで、いつまでも赤ちゃんだと思っていたらいつの間にか主張を主張をするようになり

洋服を自分で選び、自分でトイレに行けるようになっている。純粋な心で一生懸命生きている。

結局、そのような素直で純粋な心で新郎新婦に接することが良い結果を導き出しているのではないかと思う。

 

人工知能(AI)が発達し、衰退するであろう業種が各方面からランキングなどで発表されてい久しいが、おそらくブライダルプランナーは当面は気にする必要はないかと思う。

昨年春から一緒に仕事をしている新卒スタッフが、この冬を過ぎると新しい春が訪れる。

彼女たちなりに様々に思うこともあったと思う。ただ間違いなく大きな成長を遂げ、そのプロセスを

共に過ごせたことをうれしく思う。

部下を信じて本当に良かったと・・・。

 

 

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