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コミュニケーション能力とは。

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コミュニケーション能力とは。

2017年10月20日 金曜日

ウエディングプランナーという仕事は接客業・サービス業というジャンルに区分されるケースがほとんどである。

この種の職業ではよく「コミュニケーション能力」という言葉が重宝されており、結婚式場でも「ロールプレイング」や「ミラーリング」など様々なトレーニングの風景を見かける。ネットで検索すればコミュニケーションのプロになる!というようなスクール講座まである。何をもってプロというのかはさておき、初対面の新郎新婦に対して短時間で自社の良さをアピールし、高額な商品を購入していただくわけだからその能力が必要であることには間違いない。書店のビジネス書コーナーでもこれらをテーマにした書籍がたくさん並んでいる。その手の本はほとんどがコンサルタントやコーチングのプロと呼ばれる人々が書いているのできちんと読んで実践すればそれなりに解決するのだとは思う。

ただ果たしてそれが最善の解決策だろうか。そもそもコミュニケーションを取ろうとするためには人格的な部分はもちろん、会話の中の様々なシーンの中で最適な対応ができる能力・知識が必要だ。要は「引き出し」である。引き出しの中身が豊富な知識や教養で具体的に整理整頓されてこそ初めてその応用である

コミュニケーション能力が発揮できるのではないか。コミュニケーションが苦手とする人にはその部分の乏しさを非常に感じる。当然であるが「インプット」がなければ「アウトプット」も不可能である。特に将来ある若いウエディングプランナーにはこの「インプット」の量をとにかく増やすことを勧める。

ブライダルに関連することでなくてもなんでもよいと思う。音楽でも料理でも恋愛でも旅行で・・・。

何かを思いついたり、判断したり論理を構築する行為を「思考」という。そしてあらゆる思考が行われているのは「脳」である。脳は頭蓋骨で覆われているので外界とは接点はない。なので目や鼻や口、手足などのあらゆる器官とつながり様々な情報をインプットする。私たち人間はこの脳にストックされた様々な知識や情報を必要に応じて引き出したり組み合わせたりしてその結果を意見や判断としてアウトプットする。この構造は最先端の科学者でも小学生でも同じである。

たまにアイデアが舞い降りたとか天啓がひらめいたというようなことがあるが、これも無意識に脳にあったものが顕在化しただけにすぎない。

要するにコミュニケーションの基本ツールとなる「思考」の材料となるものはこの「インプット」からしか得られない。この量が足りなければ判断の精度は高まらないし発想の幅や深みも高まらない。そういう人がいくら相手を説得しようとしても説得力は高まらないのである。

管理職と呼ばれる方々にはロールプレイングなども良いが、もっと違った意味での勉強会などの機会を是非若い方々に与えてあげてほしい。

 

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